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校長講話 >> 記事詳細

2018/04/10

1学期始業式 校長講話

| by:Web管理者1

第1学期始業式
                                                                                                                   H30.04.09

 3学年、2学年へのそれぞれの進級、おめでとうございます。寒暖差の激しい日が続きます。大切なスタートの時期です。体調の管理には気を使ってください。3年生の人は、5月の連休前後に、部活動の最後の大会・発表会が予定されていると思います。これまで積み上げてきた自分の力と支え合う仲間を信じて、納得のいく結果を出せるよう、全力を尽くしてください。


 私は、「キャリア」という用語を比較的よく使います。キャリア・チェンジ、キャリア・ハイなどですが、この用語を使えるようになると、思考と表現の幅が広がります。今日はキャリア形成について考えてみましょう。


 キャリアとは、一連の仕事経験の積み重ねにより出来上がっていく「個人の仕事の経歴」のことです。キャリアの選択を登山に例えるなら、富士登山のように、明確な最終目標を見すえて行う場合もありますし、北アルプスの尾根の縦走のような場合も考えられます。


 後者の場合なら、最終目標は見えません。尾根の途中に当面の目標を立てて、とりあえずそこまでたどり着く。そこにたどり着いたら、今見えている景色とそこから広がる視界は全く違ってきますから、今度は、それに合わせて新しい目標を立てることを繰り返すことになります。


 変化の激しい時代に、自分の将来像を明確に描くことは難しいことでしょう。こんな言葉があります。「予期しない偶然の出来事が、キャリアをつくる」。経験則からして、これが正しいとすれば、「予期しない偶然の出来事」をどう生かせるかが、キャリア形成のポイントともなるわけです。


 キャリア形成という視点から高校生、大学生となったみなさんに望むことは、自分に関わることを、自己の責任で意思決定する経験を積んで欲しいということです。仮に偶然の出来事が、あなたにとって「逆境」であったとしても、それは1つの環境です。現状をネガティブに発想しないでください。


 関係して話を進めます。

 4年前の春、早々に咲き誇る桜のもと、渡辺和子さん、渡辺さんはノートルダム清心学園の理事長ですが、その著書の中で「Bloom where God has planted you(神が植えたところで咲きなさい)」という言葉と出会いました。大学の学長だった頃、仕事で悩むことが多かったそうですが、そんな時、宣教師の方からいただいた詩の中に、この言葉があったと記憶しています。


 「置かれたところで咲きなさい」という、この言葉は、咲くということは、仕方がないとあきらめることではありません。時間の使い方は、そのまま生命
(いのち)の使い方。置かれたところで咲いてください。どうしても咲けないときは、下へ下へと根を降ろしてください。次に咲く花が、より大きく美しいものとなるために、と続きます。


 「置かれたところ」がつらい立場の人たちには、胸中深くまで染み込むように届くでしょう。


 
 著者の渡辺和子さんは、ボストンカレッジ大学院で博士号を取得。その後、ノートルダム清心女子大学教授に就任し、1963年には、36歳という異例の若さで学長になります。84年のマザー・テレサさんが来日した際には、通訳を務めています。


 渡辺さんのキャリアには、お父さんの生死が深く関わっています。

 お父さんの名前は、渡辺錠太郎さん。渡辺錠太郎、教育総監、歴史的事件と言えば、思い当たる人もいるでしょう。渡辺さんのキャリアの原点は、2.26事件です。自宅に侵入してきた将校に、父が銃撃される。お父さんが、彼女を隠すために横にしたテーブル越しに、数十発の銃弾を受けて。

 

 こうした劇的なまでの「キャリアの原点」を持っている方は、むしろ少数でしょうが、この著書は、私が手にした時点で発行から9ヶ月。その間に29回の増刷を重ねていました。『置かれた場所で咲きなさい』は、それだけ共感を得る言葉なのでしょう。


 人生を80年と仮定し、それを1日24時間の「自分時計」に置き換えてみましょう。熊女生となった16歳は午前5時。大学1年の19歳でも5時40分過ぎ。朝刊が届き、朝のニュースが始まる時間です。

 

 みなさんのキャリアは、これから始まるところですが、進路選択が、キャリア形成の第1段階と考えてください。

 自分で動く、人と出会う、自ら感じる。

 では、どう動くのか、誰と出会うのか、何らを感じ取るのか。

ネット社会の現代でも、それが、キャリアの原点になってきます。


 新しい先生方をお迎えし、新年度、新学期がスタートしました。午後には、新入生も入ってきます。みなさんの目標に向かっての本気の頑張りを、今年度も変わらず応援します。学習に、部活動に、学校行事に、さらに魅力ある熊女を、いっしょにつくっていきましょう。


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